皆さん、こんにちは。長野県諏訪市を拠点に、地域密着型で給排水設備工事や空調設備工事を手掛けている株式会社胡桃工房です。
日々多くの利用客が訪れるホテルの印象を良くするには、リフォームの施工が効果的です。特に、トイレのリフォームは積極的に行うべき施策であり、集客の向上につながります。
今回は、ホテルのトイレリフォームを通じて集客を向上させるためのポイントを解説します。
■トイレリフォームで集客向上します!
集客戦略のひとつとして、リフォームに着目するホテルが増えています。その中でも、トイレリフォームは集客につながりやすい施策です。
ホテルの室内やレストラン・パブリックスペースなどがきれいに清掃されていても、トイレが汚いと印象が一気に悪くなってしまいます。反対に、トイレがきれいなホテルは女性客からの評判が高まり、集客アップが見込めます。これは、男性よりも女性の方がトイレで過ごす時間が長く、トイレの清掃状況を重視するためです。
飲食店などの情報をGoogleマップに掲載する際、Googleマップにトイレの写真もアップすると、集客が向上すると言われています。同様に、ホテルをはじめとして旅館やペンションなどの宿泊施設も、トイレがきれいだと集客増加が期待できます。
また、外国人観光客は、日本の宿泊施設において、トイレだけでなく水回り全般を重視する傾向が見られます。外国人観光客が訪れるホテルでは、特に水回りの整備を徹底することが重要です。
(参考:https://jp.toto.com/company/press/research/20160225002015/)
■トイレリフォームのメリット
トイレをリフォームすることで、ホテルにとってさまざまなメリットが得られます。具体的なメリットについて、ひとつずつ見ていきましょう。
節水・節電により光熱費や水道代が節約できる
トイレは、ホテルの中でも水を頻繁に使う設備のひとつです。最新型のトイレは節水型が主流であり、一度に流す水の量が10年前のトイレの半分まで減っています。さらに、ウォシュレットや暖房便座などの機能も節電性能が上がっているため、節電にもつながります。
トイレの電子制御部分の寿命は10年程度が目安とされており、この寿命を目安に交換すると良いでしょう。
掃除がしやすくなる
最新型のトイレは、汚れを落としやすくしたり水垢がつきにくくなったりするよう、表面加工されている製品が増えています。また、フチなし・タンクレスのトイレも人気が高く、トイレのふちやタンクの裏側の掃除がしやすい点が大きなメリットです。
トイレ掃除の負担が減ることで、他の場所の掃除や他の業務に時間を費やせるようになり、結果としてお客様の満足度を上げられます。
嫌なニオイが解消される
トイレ特有の嫌なニオイは、便器だけでなく床や壁紙にも染み込んでいます。トイレよりフォームするタイミングで、床や壁紙も交換すると、ニオイの解消が期待できます。
脱臭機能が付いたトイレにリフォームすると、トイレの使用後の気になるニオイが脱臭可能です。また、トイレの臭いの元となるカビ菌を分解するイオンが出るトイレもあります。これらの機能により、快適にトイレが使用できるようになります。
■おしゃれなトイレリフォームのポイント
ホテルのトイレは、機能面だけでなくお客様にとって魅力的なデザインに仕上げることが必要です。おしゃれなトイレリフォームを実現するためのポイントを解説します。
内装のテイストを統一する
トイレの内装のデザイン性や色を統一することで、ホテルらしい特別感が演出できます。デザインの方向性には、エレガント・落ち着き・ラグジュアリー・ヨーロピアン風・カントリー調・和モダン・ポップ・個性的など、さまざまな選択肢があります。立地や顧客層などを考慮しながら方向性を決めるようにしましょう。
方向性が決まったら、導入するアイテムや壁紙などを決めていきます。例えば、高級感のあるトイレに仕上げたい場合は、間接照明を取り入れたり光沢を持つ壁紙を選んだりすると、デザイン性の高い空間に仕上がります。アクセントとなる壁紙やタイルを、壁に取り入れるのも効果的です。
収納力を重視して生活感を出さない
自宅のトイレでは、トイレットペーパーや清掃道具などがむき出しのまま置いてあることもあるでしょう。ホテルでも同じように置いておくと生活感が出て、ホテルの特別感が台無しになってしまいます。
トイレは、面積が狭い一方で収納すべき小物が多く、トイレットペーパーや掃除道具などを収納できるスペースの確保が必要です。トイレの形に合わせて、キャビネットの設置をおすすめします。
トイレの中に設置する小物にこだわる
手洗い用の洗面台や、トイレットペーパーをはめ込む紙巻器も、トイレの雰囲気を左右するポイントです。洗面台は、ホテルに合わせてオリジナルのものを発注すると特別感が演出できます。紙巻器は、プラスチック製ではなくステンレスや鉄で作られた小物を選ぶことで、デザイン性が高まります。ただし、どちらもデザイン性にこだわり過ぎて、使い勝手が悪くならないよう注意しましょう。
トイレと洗面所を一体化させる
トイレと洗面所を一体化すると、広さが確保でき空間にゆとりが生まれます。トイレ内の洗面台はアイキャッチポイントになり、重要なアクセントとして活用できます。
トイレのコーナー部分などの空いたスペースに、観葉植物や間接照明を設置すると、さらにおしゃれな空間として利用客の印象に残ります。
■実際のトイレリフォーム例6選!
ホテルのトイレリフォームにより利用客の印象を良くするには、どのような施工方法があるのでしょうか。実際のリフォーム例を6選紹介しますので、参考にしてみてください。
壁を使って徹底的に演出する
トイレ正面の壁を演出すると、トイレの印象が強くなり奥行きも感じられます。アクセントになるデザインの壁紙やアートを壁に演出したり、ペンダントライトなどを吊ったりするとおしゃれです。
全て床から浮かせて浮遊感と掃除のしやすさをアップ
便器が床につかない壁掛けトイレは、掃除のしやすさから人気が高まっています。掃除道具なども床から浮かせると、清潔な状態を維持できます。
濃い壁紙を壁面上部に
壁紙に濃い色を使いたい場合は、壁面の上部に取り入れるとトイレ全体の圧迫感を感じにくくなります。この時、壁面の下はすっきりしたデザインでまとめ、天井は明るい色を選ぶことが重要です。
リゾート感を演出するには、手洗いボウルにこだわる
リゾートホテルのようなトイレにしたい場合は、手洗いボウルにこだわるのがおすすめです。バンブー・石・陶器など、トイレ空間にある他の素材と統一感を持たせながら、ボウルの素材や形を選びましょう。
縦ラインの間接照明で演出
トイレに窓が設置できない時、間接照明を取り入れると空間の明るさが確保できます。特に、縦長の間接照明は雰囲気がよく、トイレ全体が暗くなりにくいデザインです。トイレの後ろに間接照明を設置するのであれば、前面にダウンライトなどを設置しておくと利便性が高まります。
グリーンを入れて爽やかに
トイレ空間にグリーンを取り入れると、爽やかで明るい雰囲気になります。観葉植物・フェイクグリーンどちらでも問題ありません。観葉植物は時々明るい場所に出して、水をたっぷりあげるようにしましょう。
■まとめ
利用客にとって魅力的なホテルは、トイレにもポイントがあります。今回紹介した内容を参考にしながら、ホテルのトイレリフォームを検討してみませんか。長野県諏訪市周辺で、トイレリフォームをお考えの宿泊施設オーナー様は、ぜひ株式会社胡桃工房までお問い合わせください。
胡桃工房では、オーナー様のご要望にお応えすべく、プロ集団によるトイレリフォームを施工しております。多彩なラインナップがあるトイレ製品から、宿泊施設に合った製品をご提案し、魅力のあるトイレに生まれ変わらせます。設計からメンテナンスまでワンストップで対応いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。